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ルーテルから広がる未来

2022年度進学実績

1学年では文系・理系の選択を2学年では大学・学部・学科の理解を、3学年では最終的な進路の絞り込みを目標に、ガイダンスや面談、特別講義などを行います。

指定校推薦主要大学枠
(2022年度入試)

2022年度入試は 102名が指定校推薦で進学

  • 国際基督教大学
  • 青山学院大学
  • 明治学院大学
  • 関西学院大学
  • 西南学院大学 など

本校は多くの大学から指定校推薦をいただいております。
本校からの大学進学のうちおよそ半数は推薦型入試で進学しています。大学は入学定員における推薦入試の合格者の割合を増やそうとしています。

九州ルーテル大学への進学

2023年4月より学科・専攻を再編しました。本学の特色である「少人数教育」の下で教育内容のさらなる充実を図り、現代的で専門性の高い人材へと成長できる教育・研修環境を整えています。

併設大学への優先入学制度
併設校推薦枠での入学は入学金免除となります。

熊本で唯一のキリスト教系4年制大学である九州ルーテル学院大 学との間には、内部進学の特典や多数の併設校推薦枠があり、高校から大学まで一貫した教育理念の下で安心して学べます。

九州ルーテル学院大学 学科・専攻

副専攻の新設

学科・専攻の枠を越えた横断的な学びを推進し、専門教育のさらなる深化を目指します。

キャリア・イングリッシュ専攻

児童教育副専攻を選択し、小学校での指導力を高める。

取得できる(目指せる)資格・免許

  • 中学校・高等学校教諭一種免許状(英語)
  • 小学校英語指導者資格(J-SHINE)
  • ビジネス系の資格など

保育・幼児教育専攻

特別支援教育副専攻を選択し、支援を要する子どもに対する保育力を高める

取得できる(目指せる)資格・免許

  • 幼稚園教諭一種免許状
  • 保育士国家資格
  • 准学校心理士

児童教育専攻

早期英語教育副専攻を選択し、小学校英語教育の実践力を高める

取得できる(目指せる)資格・免許

  • 小学校教諭一種免許状
  • 准学校心理士
  • 特別支援学校教諭一種免許状
    (知的障害者)(肢体不自由者)(病弱者)

心理臨床学科

児童教育副専攻を選択し、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを目指す学生の実践力を高める

取得できる(目指せる)資格・免許

  • 公認心理士
  • 社会調査士
  • 認定心理士
  • スクール(学校) ソーシャルワーク教育課程
  • 認定心理士(心理調査)
  • 准学校心理士
  • 精神保健福祉士(国家試験受験資格)

生きる力 学びのその先へ

これからの社会が、どんなに変化して予測困難になっても、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして、明るい未来を、共に創っていきたい。本校ではその願いを具体化するためのプロジェクトを複数もうけています。

2022年度「ルーテル区役所」の活動紹介

  • 防災課

    黒髪12町内ぼうさい運動会、TKU住宅展示場におけるイベント参加(防災の窓口)

  • イベント課

    狐の灯火祭り(高橋稲荷神社での御朱印スタンプラリー、ライトアップ、マルシェ)

  • 教育課

    のいばら会(本校同窓会組織)への学校紹介動画作成
    「私学合同フェア」(くまもと高校生フェスティバル)出演

  • 交通課

    黒髪地区の小学生や自転車通学の高校生へ向けた交通安全地図の作成準備

  • 観光課

    JR高架下の利活用

  • 都市デザイン課

    企業との商品開発

  • 広報出版課

    熊本の企業紹介、冊子の作成

  • SDGs課

    ペットイベント

  • 魅力再発見・再構築

    「個人」として「(自分は)社会に対してどう貢献できるか?」を考える、『個人から社会』へとアプローチし、自分の専門性や居場所を発見することを目的としたプログラム。

課題解決プロジェクトとして、高校生と中学生が本校内にバーチャル区役所を設立します。参加生徒の興味関心に合わせた課を設立し、実際にある課題を行政や企業の方々と一緒になって活動します。社会に出た際に求められる主体性・協調性・責任感などを活動を通して育成する実践型プログラムです。

上原 愛都さん
2年 上原 愛都さん
出水中学校出身

【活動内容】
犬猫の殺処分を減らすことを目標に飼育放棄を防ぐための活動をしました。譲渡会のボランティアに参加したり、熊本市動植物園の副園長さんに殺処分ゼロに向けて活動してきたときのお話などをインタビューさせてもらいました。
【学んだこと】
企業の方々や応援してくださる大人の方に出会い、厳しいご指摘や励ましの言葉をいただいたことでよりこの活動に対する思いが強くなりました。企画書の作り方や目上の方に対する礼儀・社会的な常識を学ぶことができました。
【今後について】
譲渡会を実現して、これまで経験してきたことを基に自分たちの思いを最大限に伝えたいです。また、動物と触れ合う機会を設けることで絆を深めるきっかけをつくり飼育放棄の防止につなげたいと考えています。

卒業生の声

  • 村田 怜菜さん

    2021年度 ルーテル学院高校 卒業

    西合志中学校 →
    ルーテル学院高校(英語特進コース)→
    熊本県立大学
    総合管理学部総合管理学科 2年

    村田 怜菜さん 私は、不知火地域の鳥獣被害問題の解決のために、不知火地域でのフィールドワークやメンバーとの定例会議、中学生に向けた鳥獣被害対策のワークショップ、開発したパウンドケーキとジャムの販売会を行いました。
    最初は先輩たちの活動を見て、面白そうという気持ちだけで参加しましたが、農業や鳥獣被害についての知識は全くなかったため、解決策を考えるのはとても難しく感じました。しかしプロジェクトメンバーと何度も議論を交わすことでアイデアが生まれていき、仲間と協力して1つのものを作り上げることの楽しさを学ぶことができました。また、今まで英語や国際系の進路しか見ていなかった自分にとって、プロジェクトで農業や地域活性化について取り組むことは新鮮で、自分の新しい興味のある分野を開拓することにつなげることができました。その他にもプロジェクトを通して様々な人と知り合うことができたことも、今の自分にとって大きな財産になっています。
    現在は大学の勉強に取り組みながら、プロジェクトでお世話になったみらいず設計Lab.でインターンとして活動しています。活動の中でいろいろな高校の探究の授業や自治体にお伺いする機会があり、大学にいるだけではできないような経験をさせていただいています。
    自分自身が高校時代にプロジェクトに取り組んだからこそ、今の高校生がプロジェクトのどんなことで悩んでいるのか、どういうアドバイスをすればいいのかを一番理解できる立場でありたいと考えています。また、高校生の発想力には驚かせられることが多く大学での自分の勉強にも取り入れています。アドバイスをする立場ではありますが、同時に高校生から色々なアイデアや考え方を学ぶこともできるので私自身の成長にもつながっています。
    現在は、高校からの継続テーマとして、どうすれば宇土の海苔を今後も存続させることができるのか、また県内外にもっと宇土の海苔のおいしさを発信できるのかを考え、アイデアを形にしたいと思っています。