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カリキュラム
生きる力 学びのその先へ
これからの社会が、どんなに変化して予測困難になっても、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして、明るい未来を、共に創っていきたい。本校ではその願いを具体化するためのプロジェクトを複数もうけています。
2022年度「ルーテル区役所」の活動紹介
課題解決プロジェクトとして、高校生と中学生が本校内にバーチャル区役所を設立します。参加生徒の興味関心に合わせた課を設立し、実際にある課題を行政や企業の方々と一緒になって活動します。社会に出た際に求められる主体性・協調性・責任感などを活動を通して育成する実践型プログラムです。
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防災課
黒髪12町内ぼうさい運動会、TKU住宅展示場におけるイベント参加(防災の窓口)
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イベント課
狐の灯火祭り(高橋稲荷神社での御朱印スタンプラリー、ライトアップ、マルシェ)
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教育課
のいばら会(本校同窓会組織)への学校紹介動画作成
「私学合同フェア」(くまもと高校生フェスティバル)出演 -
交通課
黒髪地区の小学生や自転車通学の高校生へ向けた交通安全地図の作成準備
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観光課
JR高架下の利活用
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都市デザイン課
企業との商品開発
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広報出版課
熊本の企業紹介、冊子の作成
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SDGs課
ペットイベント
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魅力再発見・再構築
「個人」として「(自分は)社会に対してどう貢献できるか?」を考える、『個人から社会』へとアプローチし、自分の専門性や居場所を発見することを目的としたプログラム。
【活動内容】
犬猫の殺処分を減らすことを目標に飼育放棄を防ぐための活動をしました。譲渡会のボランティアに参加したり、熊本市動植物園の副園長さんに殺処分ゼロに向けて活動してきたときのお話などをインタビューさせてもらいました。
【学んだこと】
企業の方々や応援してくださる大人の方に出会い、厳しいご指摘や励ましの言葉をいただいたことでよりこの活動に対する思いが強くなりました。企画書の作り方や目上の方に対する礼儀・社会的な常識を学ぶことができました。
【今後について】
譲渡会を実現して、これまで経験してきたことを基に自分たちの思いを最大限に伝えたいです。また、動物と触れ合う機会を設けることで絆を深めるきっかけをつくり飼育放棄の防止につなげたいと考えています。
卒業生の声
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西合志中学校 →
ルーテル学院高校(英語特進コース)→
熊本県立大学
総合管理学部総合管理学科 2年村田 怜菜さん
2021年度 ルーテル学院高校 卒業私は、不知火地域の鳥獣被害問題の解決のために、不知火地域でのフィールドワークやメンバーとの定例会議、中学生に向けた鳥獣被害対策のワークショップ、開発したパウンドケーキとジャムの販売会を行いました。
最初は先輩たちの活動を見て、面白そうという気持ちだけで参加しましたが、農業や鳥獣被害についての知識は全くなかったため、解決策を考えるのはとても難しく感じました。しかしプロジェクトメンバーと何度も議論を交わすことでアイデアが生まれていき、仲間と協力して1つのものを作り上げることの楽しさを学ぶことができました。また、今まで英語や国際系の進路しか見ていなかった自分にとって、プロジェクトで農業や地域活性化について取り組むことは新鮮で、自分の新しい興味のある分野を開拓することにつなげることができました。その他にもプロジェクトを通して様々な人と知り合うことができたことも、今の自分にとって大きな財産になっています。
現在は大学の勉強に取り組みながら、プロジェクトでお世話になったみらいず設計Lab.でインターンとして活動しています。活動の中でいろいろな高校の探究の授業や自治体にお伺いする機会があり、大学にいるだけではできないような経験をさせていただいています。
自分自身が高校時代にプロジェクトに取り組んだからこそ、今の高校生がプロジェクトのどんなことで悩んでいるのか、どういうアドバイスをすればいいのかを一番理解できる立場でありたいと考えています。また、高校生の発想力には驚かせられることが多く大学での自分の勉強にも取り入れています。アドバイスをする立場ではありますが、同時に高校生から色々なアイデアや考え方を学ぶこともできるので私自身の成長にもつながっています。
現在は、高校からの継続テーマとして、どうすれば宇土の海苔を今後も存続させることができるのか、また県内外にもっと宇土の海苔のおいしさを発信できるのかを考え、アイデアを形にしたいと思っています。